FYNE VINTAGE
ファイン・ヴィンテージ
1970年代は、象徴的な10年間でした。音楽を、家庭でも「ハイ・ファイ」の音で楽しむことができるようになったのです。新しいテクノロジーとエンジニアリング・テクニックによって、将来的にクラシックな地位を獲得することになる、画期的なオーディオ製品がいくつも生まれました。オーディオファンにとって、まさにヴィンテージな時代だったのです。
“ファイン・ヴィンテージは、今日最高のオーディオエンジニアリングとテクノロジーがもたらす驚異的なパフォーマンスを、「ハイ・ファイ」を謳歌した最もヴィンテージな時代を彷彿とさせるトラディショナルでラグジュアリーなスタイルのキャビネットに融合させました。
DR PAUL MILLS (ポール・ミルズ)
Fyne Audioテクニカルディレクター
ヴィンテージ・シリーズには、オイルド・ウォールナットとダーク・バーウォールナット・キャビネットに印象的なプレゼンスコントローラーを配した”Vintage”モデルと、ウォールナットと黒のコントラストが美しいレトロモダンのミニマルなデザインの”Classic”モデルの、二つのラインナップがあります。
いずれも時代を超えたリアルウッドが、伝統的なクラフトマンシップによるハンドクラフトによって精巧に組み上げられ、丹念に仕上げられています。現代のオーディオ性能の融合と、ポール博士の経験の凝縮という、まさに新しいVintageとも言うべきラウドスピーカーです。
VINTAGE SERIES
Fyne Vintageは、レトロなスタイルとモダンなエンジニアリングの融合という、Dr. Millsの「妥協のない」開発理念を象徴する、印象的で大胆、かつ不朽の伝統にその基を置くモデルです。FyneFluteサラウンドを備えた大口径IsoFlareドライバーによるドライバー・デザインは、マルチファイバーコーンLFユニットとネオジウムマグネットシステムで駆動する75mmチタンドームコンプレッショントゥイーターの組み合わせで構成されています。クロスオーバーはディープ・クライオジェニック処理され、3つのVintageモデルそれぞれに最適化したプレミアムBassTraxポートを実装しています。
こうした数々のFyneテクノロジーは、定在波を低減し、機械的なパフォーマンスを最適化するために輪郭づけされた、特注のハンドビルド・ツインキャビティ・バーチプライ・キャビネットにシームレスに統合されています。各キャビネットは、厳選されたウォルナット材とバーレッドウォルナット材を使用し、アルマイト仕上げのゴールドメタルでアクセントをつけた、時代を超えたユニークなスタイルになっています。
アナログ・ダイヤル式プレゼンス・コントロールとエナジー・コントロールの装備ともあいまって、その高級感、スタイル、そして洗練された雰囲気は、まさにVintageそのものです。
>> VINTAGE SERIES ページ<<
Fyne Vintage Twelve『ステレオサウンドグランプリ2022』受賞
VINTAGE CLASSIC SERIES
Fyne Vintage“ Classic”シリーズには、VIII SM、VIII、X、XIIの4つのモデルがあります。
ウォルナット材を使用したハンドフィニッシュ仕上げで、コントラストに優れたブラックバッフルを採用したClassicは、パーソナルなルームチューニングのためのミニマルなアナログコントロールとファインオーディオ独自のBassTraxポートディフューザーが組み込まれ、トラディショナルなキャビネット形状にもかかわらず優れたバフォーマンスを引き出します。
“Classic”モデルの心臓部には、マルチファイバー低周波ドライブユニットコーンに75mmチタンドーム(VIIIとVIII SMは25mmマグネシウムドーム)とフェライトモーターコンプレッションツイーターを組み合わせたFyneFluteサラウンドを持つ最新のIsoFlareドライバーを搭載しています。この組み合わせにより、自然な等方性音響放射を実現し、真に球形で時間的に整列した波面が、軸外でも驚異的なイメージングを可能にします。
Classicのクロスオーバーには、各モデルに特化した厳選部品が投入され、前面に装備されたプレゼンスとエナジーという二つのコントロールによって、サウンド・イメージングの細やかな調整も可能としています。
>> VINTAGE CLASSIC SERIES ページ<<
Fyne Vintage Classic X ステレオ誌『ベストバイコンポ2022』受賞